高津区野川にある銭湯・鈴の湯
2020年07月30日
先日、川崎市高津区野川にございます銭湯
『鈴の湯』さんに
子供二人を連れて、行ってきました。
中原街道沿いにある、駐車場がだだっぴろい銭湯です。
車15台程度は止められるのではないでしょうか?
車を停められる昔ながらの銭湯ってそんなにないと思いますので、
そういう意味でも珍しい銭湯です。
(スーパー銭湯とは違いますので)
敷地内にはコインランドリーも隣接しております。
何故、そのコインランドリーの外観の写真を撮らずに看板だけを撮っているのかは謎です。
雨が降っていて急いで写真を撮ったからなのか???
お風呂に入ると正面にドーンと滝の絵が。
私には滝が目に飛び込んで来たのですが、
本当は海外のお城の絵が描かれているようで、そこも他の銭湯とは違うポイントです。
かなり珍しいので、銭湯の絵が大好きな方は要チェックです。
4歳なりたての娘は「すっばらしいね~」とわかったような口を叩いておりました。
子供の体をお湯で流して、先に入っておいてと。
その後、自分の体を流していると、
どうも子供たちの様子がおかしい。
絵が書かれてある、一番広い浴槽に入ろうと思ったみたいですが、
手を入れて、すぐに出し、他の浴槽へ手を入れ、首をひねり・・・
ん?どうしたの?入っていいんだよ。
と、その浴槽に手を突っ込んでみると、
「うぉーーーーーーー!あっっっちーーーーーーー!!!」
子供が入れる温度ではないだろうというくらいの、
熱湯が張られていました。
恐らく44~45度くらいではないでしょうか?
壁沿いの浴槽は全てその温度だったので、こりゃ無理だと断念。
サウナがある為、水風呂もあるのですが、その水風呂の隣の浴槽は
ぬるく設定されていたので、そこに入りました。
でも、臭いもあり、なんか普通のお湯とは違うな~と思っておりましたが、
そちらは薬湯とのことでした。
また、露天風呂もあり、
そちらもぬるめでしたので、子どもは露天風呂と薬湯を行ったり来たり。
というか、ほぼほぼ露天風呂でした。
が、この露天風呂にもとんでもない仕掛けが。
ジャグジーであったり、ボコボコ泡が出てたりする部分がある中で、
入った瞬間に「イタッ」となる部分が。
そこにじっと入っていらっしゃるご老人が出られた後にあそこは何だ?と思っていったわけですが、
これまでに感じたこともない、今までに行ったお風呂史上一番の
「電気風呂」でした。
もはや感電死するんじゃないかと思えるくらいの、
電気の力なのか、体がよじれ、なんだったら体が浮いちゃうくらいの
とんでもない電気が流れていました。
腰痛で針治療をする際に、電流を流したりするんですが、
まさにそれに近いくらいの電流です。
ということは、体にはとてつもなくいいに違いない!
前回のフットサルでふくらはぎが肉離れに近いような状態になっていた為、
治るんじゃない?と思い、痛みにこらえて電気を当て続けました。
その結果、次の日、歩いた瞬間に
「やばい、肉離れしそう!!!」
と痛みがぶり返す結果に。
肉離れにはあてちゃだめだったんですね。
お風呂から上がって、娘の髪の毛を乾かそうとドライヤーを使おうと思ったら、
電源を入れても風が出てこなくて、
「これ、壊れてるのかね~」
なんて話していると、ふと「20円」の文字が。
どうやら風を出すのに20円が必要のようです。
20円惜しさに、「お金がないから、使えないや」と伝えたんですが、
娘はすごく新鮮だったようで、
家に帰ると妻に
「お金が100円ないと髪が乾かせないんだよ~」
と一生懸命伝えていました。
80円値上げして、ピンハネしようとしてましたが。
入浴料は
大人(中学生以上)470円
中人(小学生)200円
小人(幼児)100円
と、リーズナブル。
(サウナは別途200円)
いつも行くスーパー銭湯の半分以下の金額で楽しめちゃいました。
また、その日入館する際に、
「幼児と小学生です。」
とお伝えしたのですが、
「全部で670円です」と。
「いえ、小学生なんですが」
と再度、お伝えしましたが、
「670円で大丈夫です」
と100円割り引いていただきました。
その節はありがとうございました。
そんなことされちゃったら、また行きたくなるじゃないですか~。
昔ならではの銭湯にしかない、
絵だったり、人情味だったり、
いつも来られているだろう常連さん方もすごくにこやかに見守ってくださっていたので、
行きずらさもなく、また近々伺わせていただきます。
あ、因みに
シャンプーやリンス、ボディーソープ等は常設されておりませんので、
行かれる方は忘れずにお持ちください。